ハイルァル平原から遠く離れた、広大な森林の果てにある、とある大きな洞窟。

鼻を刺すような獣臭と、生暖かい湿気が満々と立ち籠める、洞穴の内部。

陽など全く届かない此処は、魔物と呼ばれて忌み嫌われた ” ボコブリン ” たちの巣窟だった。

 

 仄暗い洞穴の奥底から響き渡る、おどろおどろしいボコブリンたちの唸り声や雄叫び。

例え最弱の下等モンスターとは言えども、姿の見えぬ暗闇の只中からでは恐怖も倍増するだろう。

けれども何故だか、これらに混ざって人間の女性たちだと思わしき声音までもが。

啜り泣くような声や泣き叫ぶ声、更には淫らに喘ぎ狂っている声さえも聞こえてくる有様だ。

それもそのはずで、松明の灯りにボンヤリと灯された洞窟の最深部では。

一糸も纏ってなどいない、十数人ほどの若い娘たちの姿が。

それぞれ鎖付きの首枷に繋がれて、ボコブリンたちに嬲られ続けていたからだ。

 

 彼女らは、森の中で迷い囚われた行商人の娘や、近くの山里で攫われてきた村娘など。

しかし大半は、ハイルァル王家に仕えていた、女騎士や侍女たちだった。

先のハイルァル王家滅亡の折に、投降した彼女たちは慰み物の奴隷とされてしまう。

その際に加勢したブリン族たちへ、褒美の一つとして与えられていた。

下等な魔物と蔑んでいたボコブリンの繁殖奴隷として、此処へと連れて来られた彼女たち。

懐いた恥辱と恐怖は、如何程なのかすらも計り知れないだろう。

 

 奴らボコブリンたちの性欲は、旺盛という言葉では足りぬ程。

巣窟へと彼女たちを連れ帰ってからの数日間、碌に休ませてなどいない。

彼女たちの食事や睡眠、排泄などに至るまで全く関係なく、常に目合い続けている。

口腔や肛門、膣内へと注ぎ込まれた、大量の子種汁。

体内には収まりきらず溢れ出て、小傷と汚物に塗れた白い素肌を更に汚している。

 

 しかも彼女たちの身体には、悲惨な ” 消えない証 ” までもが。

それは、ブリン族の所有物を意味する 『 焼印 』 だった。

彼女たちそれそれの臀部や太腿、乳房などに、痛々しくも焼き刻まれている。

悪辣も過ぎるようだが、これもボコブリンの奴隷となってしまった彼女たちの定めなのだ。

 

 そんな哀れも極まりない、薄幸な彼女たちの中には。

背丈がボコブリンたちと然程に変わらない、年端もいかぬ小さな娘の姿まであった。

彼女もまた、元はハイルァル王女付きの侍女見習い。

特に身体が小さくて若すぎた彼女は、ボコブリンたちにとって格好の餌食となっていたのだ。

 

 今も他の女たちより、より多くの相手をさせられている。

小さな口の中へと太い肉棒を突き入れる、赤い肌の若いボコブリン。

焼印が痛ましい臀部を目掛けて一心不乱で腰振る、年老いた黒いボコブリン。

子種汁を膣内へと射精し終えたのか、肉棒を抜き出して満足そうに立ち去っていく。

そこへ待ちかねたかのように飛び付いてきた、青い肌のボコブリンが。

出したばかりの白濁汁が溢れている娘の肉穴へと、腰布を脱いで曝け出した自らのを突き入れる。

直後、激しいピストン運動を開始させた。

 

 だけど当の彼女は、呆然とした顔色を全く変えようとはしない。

ただただ、ひたすらに黙々と受け入れるのみ。

此処へ来た当初は、慄きのあまりに泣き狂ってばかりいた彼女も。

もはや今現在では、完全に諦観している様子だった。

 

 ここからは、とても惨い話になってしまうけれども。

この娘の腹にもまた、他の女たちと同様にボコブリンたちの仔が。

既に、片手の指の数と大きさほども成長していた胎児。

父親たちの種汁に曝されながらも、腹の中でスクスクと育っている。

あと数週間程が経てば、彼女の胎内から産まれ出てくるだろう。

ハイルァル中を駆け巡り悪事を働く、新たなボコブリンとして。

 

 その一方で、この娘を含めた彼女たちは。

この巣窟内から救出されない限りは、永遠に・・・・・

 


  ● 一応、オリジナルだよねぇ?   UP日 :2011/12/14
  ※駄文は最近変えました(汗)

 

 
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